市場監視AIAIFIX
近年、証券市場での取引の高速化や高度化が進み、相場操縦も複雑かつ巧妙になってきております。
このような状況により、証券会社の売買審査では業務負荷が増大してきており、業務の効率化や複雑な取引を分析できる担当者の育成も必須の課題となっております。
的確に不公正な疑いがある取引を検知できないかという課題から、東京大学松尾研究室との共同研究を経てAI(人工知能)であるAIFIX(アイフィックス、“AI for Financial Integrity on eXchange”)を開発しました。
証券会社の分析観点に加え、相場操縦が行なわれている市場の全体的観点を組み合わせることで、高い精度で的確かつ効率的な売買審査が実現できます。
特長1 深掘りするべきポイントを絞り込めます!
証券会社の取引全体から、基準によって抽出された取引を分析・調査することは非常に多くの時間を費やします。相場操縦が行なわれている市場から不公正な疑いのある取引をAIが教えてくれるため、深堀りするべきポイントが絞り込めます。
特長2 いわゆる判断根拠を説明できます!
AIが判断した結果を説明しなければならないという社会的な課題がありますが、AIFIXではAIが判断した異常な取引と市場の状態を照らし合わせた可視化チャートを提供しています。結果、AIがなぜ異常と判断したのかは、一目瞭然です。
特長3 板再現機能を利用できます!
自社が取り扱った取引が市場の板の中でどのように動いたのかを分析できる機能があります。 深掘りするポイントの絞り込みだけではなく、実際の動きまでを確認できることで、分析の精度がアップします。
特長4 TIMSとの連携が可能です!
TIMS(売買審査管理システム)とのAPIによる連携によって、AIFIXとTIMSを活用した売買審査が可能です。連携されるからこそ抜けや漏れのない業務品質が保てます。
特長5 圧倒的な業務効率化を実現!
ポイントの絞り込みや市場可視化チャート、また板再現機能やTIMSとの連携により、現在の業務品質を落とさずに迅速な業務を実現できます。
だいこう証券ビジネスでは、AIFIXを活用したことによって70%以上の業務効率化を実現しています。
AIFIXシナジーマップ
